介護施設と介護療養型医療施設

介護療養型医療施設は、他の介護保険三施設と同じく、要介護者を対象とした介護施設です。
ただ、これらの介護施設の中では、間口が広い施設と思われがちです。
というのも、対象となるのが「要介護1」以上の要介護者だからです。
「要介護1」というのは、要介護認定の度合いのひとつで、最も軽度の「要支援1」、次の「要支援2」に次いで軽度の状態を指します。
要介護状態の中では一番軽度な状態なので、介護施設を利用する人の中では最も症状が軽い人ということになります。
症状の例を挙げると、何かに掴まりながら自立、および歩行ができ、入浴や食事、掃除といった日常の生活が一部介助を要するくらいの段階です。
つまり、それほど人の手が必要というわけではない状態ですね。
こういった人達にも間口を広げているので、しばしば介護療養型医療施設は軽度の患者が多いと思われがちですが、実際にはそうではありません。
要介護度4以上の高齢者が多数を占めています。
ただ、施設単位で見ると、他の介護施設より規模が小さめなこともあって、スタッフの数はそれほど多くありません。
看護職員、および介護職員は平均10数名、そこに医師と薬剤師が数名、理学療法士、作業療法士、介護支援専門員がそれぞれ適当数いるという陣容になります。
収容人数も介護老人福祉施設の半分くらいとなっています。
寝たきりの人が多いことから、介護よりも看護の要素が強い介護施設と言えるかもしれません。

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